スタイリッシュで綺麗な白いキッチン

白を基調としたスタイリッシュな家, ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ建築設計事務所 モダンな キッチン
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綺麗な白いキッチンって、清潔感があって気持ちがいいですよね。白には空間を広く感じさせる効果もあるので、コンパクトな住宅では取り入れたいところ。ただ、場合によっては味気なさや冷たさを感じてしまうこともあるため、好みに応じてアクセントカラーを取り入れるなど工夫しましょう。今回は綺麗な白いキッチンのスタイリッシュなデザインをいくつかご紹介します。アクセントの取り入れ方やほかの色との組み合わせなど、参考にしてみてくださいね。

南欧風の綺麗なキッチンはかわいらしさも同居

綺麗な白いキッチンは、見た目にもとても爽やか。無色だからこそちょっとしたデザインで見た目もぐっと変わってきます。こちらのキッチンは東京のリノベーション会社・QUALIAの手によるもの。南欧風の明るい色合いを意識して、白とテラコッタを取り入れています。真っ白な家具、ワークトップで包まれた台所ですが、棚の扉に框のあるデザインであるため、単色ながらもその凹凸が生み出す陰影が単調になりがちな空間にアクセントを与えています。タイルの端をランダムにめぐらしたり、照明付きのキャビネットから覗く食器も生活のぬくもりを感じさせてくれたりしていますね。

白い内装に合わせた綺麗なキッチン

家を新築したりリノベーションしたりする際、特定の素材や色をベーシックカラーとして家全体に用いることはよくあります。こちらのお宅では、無垢材に温かみのある濃い色合いの床材、そして白い壁が気持ちの良い空間を構成しています。厨房も、基調となる白でまとめられていて、とてもシンプルなデザインに。小ぢんまりとしたスペースですが、コンパクトで使い勝手もよさそうです。濃いブラウン系の床材と格子状の天井の無垢材とがシンプルな厨房をあたたかく包み込んでいるようですね。

白いキッチンに壁紙でアクセント

真っ白な厨房は、どこかさっぱりしすぎて寂しく感じてしまうこともあるかもしれません。例えばこちらの台所では真っ白の家具、壁でコーディネートされていますが、冷蔵庫やニッチに濃い色を配置し、壁の一部に大胆な柄の壁紙を取り入れることで空間にアクセントを配しています。換気扇のシルバーやすりガラスの入った収納棚が、白いキッチンに人間味を感じさせてくれていますね。白い空間は殺風景になりがちですが、様々なアクセントによって血の通ったものになっています。

白い空間の白い綺麗なキッチン

逆にこちらでは、敢えてすべてを真っ白にして、装飾らしきものをすべて取り去ったデザインに。家具という家具すべてが直線で構成されており、冷蔵庫も白。照明も間接照明を基調とすることで、近未来的な綺麗な空間が作り上げられています。この写真では、光源が少なく薄暗い雰囲気ではありますが、壁や家具の白がレフ板の役割を果たしているかのように、ほのかに部屋を照らしだしています。人の気配を感じさせないデザインでありながら、陰翳の中に人の気配を探りたくなる不思議な空間です。

モダンスタイルにシルバーを利かせる

収納を扉の奥に隠し、装飾をそぎ落としたモダンなスタイルのキッチンはとてもすっきりしていて、来客時にも慌てることがなさそう。こちらの台所はそんなモダンスタイルで構成されています。真っ白の空間ではありますが、壁に取り付けられた棚は、表面に艶加工がされているためか、壁との素材感の違いを感じられます。換気扇やオーブンにはメタリックなシルバーが使われていて、白い空間にパンチを効かせてくれてますね。

真っ白に抵抗があるなら垂直面に別の色を

真っ白な空間にいると、寂しさを感じるという方もいらっしゃるかもしれません。それならば、白にほかの色を組み合わせることで、空間の色の占める割合を変えていくといいでしょう。例えば、料理をするワークトップには、清潔感を感じさせる白を取り入れ、棚などの垂直面に温かみのある色を用いるのはいかがでしょう。こちらの台所では、天板や換気扇に白を取り入れながら、釣棚などにはダイニング部分の家具と素材を揃えて統一感を作り出しています。

Photo: 芥子富吉

【キッチンについては、こちらの記事でも紹介しています】

対面式キッチンvs壁付きキッチン 

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