家族をまとめる家「CACCO」

kiyohide.hayasi –  homify kiyohide.hayasi – homify
Google+
Loading admin actions …

印象的な空間を持つ住宅が建てられた。そこには美しい魅力的な空間がある。だが、それは目を楽しませるだけでなく重要な役割を果たしてくれる。このような特別な住宅を建てたのはイシウエヨシヒロ建築設計事務所。家の設計を依頼したクライアントの要望を応える形で、特別な機能を持つ家「CACCO」を実現させている。

個性的な外観

「CACCO」は家族が住む家として愛媛県の松山市に建てられた。多くの家が建つ住宅街の一角で、その外観は風景に埋もれることなく人目を引き付けるだろう。正方形で箱型の建物の壁は白色でまとめられており、シンプルなオブジェのように見える。外壁に取り付けられたのは大きな窓。1つの角が丸い形をしており、四角形の家のシルエットに大きなアクセントを与えている。このような四角と丸の形の組み合わせは、他に無いような個性的な外観を生み出している。

丸みを持った吹き抜け

建物内部にも印象的な空間が見える。特に目立つのは多くの空間を占める吹き抜け。ふんだんに木材を使った暖かみのある空間では、壁が緩やかにカーブを描いて天井と繋がっている。そのため吹抜けは角が無く丸みを持った柔らかい空間を作り出している。それは直線的な天井や壁、そして床が生み出す四角い空間と組み合わさり、外観と同様に個性的な印象を感じさせるだろう。

広がりを持つ吹き抜け

吹き抜けの下にあるのはリビングルーム。そこに壁が無くキッチンやダイニングルームと繋がっている。こうした吹抜けに立つと感じられるのは、閉ざされることのない空間の広がり。部屋が壁や天井で小さく区切られていないため、ここでは閉塞感を感じることはない。それどころかゆとりや落ち着きをもたらす開放感さえも感じることができるだろう。

家族の繋がりを生み出す吹き抜け

そんな吹抜けは開放感を感じさせる以外の機能を持っている。それは家の中で家族がお互いの気配を感じること。吹抜けは壁や天井で区切られていないため、姿は見えなくとも、家族の気配を感じることができる。空間が繋がっているからこそ、家の中で離れて過ごしていても、家族の繋がりを強く感じることができるのだ。

家族をまとめるカッコとしての家

今回家を建てる際にクライアントが求めたのは「家族が一緒であることを実感できる住宅」。その思いは住宅の名前である「CACCO」からも感じられるだろう。それが意味するのは記号のカッコ。というのも、それは何かをカッコ付けることで、まとめることができるからだ。もちろん、ここでまとめられるのは家族。そしてカッコのように丸みを帯びた吹き抜けこそが、家族を繋げて一緒にしてくれる。このような美しい空間は、見た目だけでなく、ここでの暮らしをより一層豊かなものにしてくれるに違いない。

このアイデアブックについて何か感じることはありますか?ぜひコメントを書いてください!
FingerHaus GmbHが手掛けたプレハブ住宅

住宅建設や家のリフォームをお考えですか? ぜひご連絡下さい!

住まいのデザインを見つけよう!