回遊できる土間空間ー北海道・西岡の家
外観3: 石塚和彦アトリエ一級建築士事務所が手掛けた家です。

回遊できる土間空間ー北海道・西岡の家

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石塚和彦アトリエ一級建築士事務所は、積雪寒冷地の厳しい環境である北海道に拠点をおき活動しています。マイナス20度になる地域もある北海道では、住宅の性能が生死に関わると言っても過言ではなく、そうした環境に対応できる家作りをしているこちらの事務所は、温熱環境や耐久性など住宅建設技術水準はとても高いと言えるでしょう。そんな厳しい環境に建てられる住宅は、密閉度の高い閉鎖された空間なのでしょうか?ご覧下さい、建築家が建てたのはこんな住宅でした。

ヴォリュームの組み合わせで出来上がった形

延床面積は約132平方メートルで木造2階建てです。外観は直方体を組み合わせたような平屋建てで、建築家は「ベースとなるスクエアな平屋空間に3つのプライベートなヴォリュームを挿入した」といいます。しかし内部では挿入されたヴォリュームはそれぞれ独立しているわけではありません。

”回遊”する感覚とは?

各スペースは段差によって緩やかに分けられており、特徴は壁に入れられたスリット。各々のヴォリュームにこの開口があることによって、空間の繋がり方に変化を持たせているのです。

回遊が生み出す様々な居場所

直線が構成する視覚的な変化と抜け感、そこではそれぞれの空間は開かれ過ぎず閉じられ過ぎず、というまさに「様々な居場所を持つ、回遊できる土間空間を生み出しました」という建築家の狙いがお分かり頂けると思います。

薪ストーブの魅力

リビングに置かれた薪ストーブは炎の輻射熱によって柔らかく心地良い温もりを生み出す、石油や電気ストーブとは全く違った魅力と機能を持つもの。みなさんも焚き火をした際の温かさや炎のゆらめきが生み出すリラックス効果は体験したことがあると思います。またあまり知られていませんが、実は薪ストーブは部屋の空気を使って燃焼し、排気は煙突を通って外へいくので換気装置としての機能もあるのです。リビングルームのシンボルにもなりますね。

素材感と色使い

通常の住宅では天井と壁を白く、床を黒(暗い色)にすることが多いと思うのですが、この西岡の家では逆に天井を黒くしたことでぐっとモダンな雰囲気になりました。天井の黒、壁の白、コンクリートのグレーというモノトーンに所々配された天然の木材が温かみをプラスし、光が入るとそれぞれの素材がそれぞれ違った表情を生み出しています。

もうひとつのリビング

春になり雪が溶けたとき、この住宅にはもう一つの部屋が出現するといいます。それは緑化された屋上。ふたつのロフトの屋根が大きなテーブルとなり、そこは緑が生い茂る屋外のリビング。雪深い北海道だからこそ屋上リビングで過ごすことの出来る時間は特別ですね。

人それぞれの心地良さを「カタチ」にする

「住宅に大切なことは、住み手に馴染み、その場所に馴染むこと。居心地のよい住まいの「カタチ」は、人それぞれ。あなたにとって、ぴったりと馴染む住まいを、一緒に話し、ひとつひとつ考えながら「カタチ」にしていきます」と言う建築家の言葉が形となったのがこちらの住宅なのです。

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