高低差のある変形の敷地に建つ家って?

Michiko JUTO Michiko JUTO
妙蓮寺の家 有限会社 アンドウ・アトリエ オリジナルスタイルの 玄関&廊下&階段
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特殊な敷地形態 – 例えば変形だったり高低差がある場合 – は四角く平らな敷地に建築計画をするより厄介な場合がありますが、その変化に富んだ立地条件を最大限に生かすと、予想外の豊かな住空間が生まれるケースも多々あります。ご紹介する住宅は非常に稀な立地に建つアンドウ・アトリエが手がけたもの。一体どんな家なのでしょう。

特殊な立地条件を最大限に生かそう

公園の横のY字路に建つ家」も特殊な敷地に建つ住宅ですが、こちらの住宅もユニークな場所に建っています。四方を道路に囲まれ周囲から切り離された敷地は、変形している上に5mの高低差がありとても個性的。街並を望むべく西側に開放された計画とし、建物自体も独特な軸をもつフォルムに。1階の大きな開口とその廻りのナチュラルな木素材で仕上げた外観が印象的です。

古井戸のある家

実は古家が建っていたこの敷地には古井戸があるんです。そのまま残した井戸は新しく手押しポンブを設置することで、歴史を感じさせるシンボリックなエレメントとして生まれ変わりました。この井戸は誰でも汲めるように地域に開放されており、また既存の桜の切り株も保存することで土地の文脈を受け継いでいます。

親しみのある地域に開かれた佇まい

南東の角から見たところです。木をベースとしたベランダや柵、そして玄関廻りと緑豊かな木が親しみのある雰囲気を街路に与えています。あえて境界壁など設けていませんが、プライバシーにも配慮した開口の設置によって採光もきちんと確保。

街並が望める大きな開口のある家族みんなの空間

リビングとダイニングそしてワークスペースがひとつの空間の中で繋がるようにプラン。変化のある空間を構成する斜めに振った壁に設けた大きな開口からは眼下に広がる街並を一望できます。一部吹き抜けとすることで、上階とも緩やかに繋がる連続性のある間取りを採用。北側の壁面収納には棚はもちろん、 窓やコンセント,照明,空調機、TV台など実に様々な機能が収められているんですよ。

吹抜けや小窓で繋がる住まい

リビングエリアの吹抜けは広がりをもたらし、ダイニングエリアは対照的に低めの天井によって距離感を縮めるような雰囲気を演出しています。ソファの背後の小窓はキッチンと繋がっており、別々の場所にいてもお互いの気配を感じられるようなアイデアが面白いですよね。2階の吹抜けに面した部分にも横長の開口が。一体どこに繋がっているのでしょう。

北壁の利用の仕方

こちらはリビング向かいの北側の壁面に設けた収納や開口です。それは2階まで続き、上下をタラップで結んだワクワクするような場所です。白の軽やかなスチールと組み合わせた褐色のラワン材が 暖かみのある落ち着いた空間をつくり、そこに置かれたカラフルで賑やかなこどものものがインテリアの一部になっています。

こどものためのスペースもシンプルなインテリアで

あえて落ち着いた配色でインテリアをまとめ、多様な用途に対応できるスペースは、お子さんの工作机を中心に作品を飾ったり収納できるユニークなプランです。 ほわっとした心地良い雰囲気をもたらしてくれる障子を介しての柔らかな光で、作業にも集中できそうですね。

上下階で同じ場所にワークスペース

2階を見てみましょう。タラップを上がった壁面は廊下を利用したご主人の書斎コーナーと収納棚。カウンターの前には街並が望める窓を設置。北側なので安定した採光が確保できるのがいいですよね。木を張った勾配天井がアクセントになった落ち着いた空間です。

寝室は和のエッセンスで落ち着いた空間に

実は吹き抜けに繋がる2階の空間はこちらの寝室なんです。開けると吹抜け越しに壁面収納が見える構成となっています。多角形の間取りが面白いですよね。畳敷きの床に奥行きを感じさせる塗り壁、そして木柱によって和のエッセンスを加えたしっとりとした空間。周囲の環境や既存のエレメントに彩られた特殊な敷地に様々な機能と表情を見せるクリエイティビティ溢れる住まいが生まれました。

敷地の特性を生かした個性的な住宅、いかがでしたか?是非意見を聞かせてください!

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