Tender concrete: 半谷彰英建築設計事務所/Akihide Hanya Architect & Associatesが手掛けた家です。

柔らかなコンクリート建築「Tender concrete」

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名古屋の閑静な住宅地に鉄筋コンクリート構造の家が建てられました。シンプルな印象を与える外観はコンクリート建築の美しさを感じさせます。ですが、この家は他のコンクリートのものと大きく異なる点があります。それは家に付けられた名前からわかるでしょう。それは「Tender concrete」という名前で、日本語にすれば柔らかいコンクリートという意味。もちろんコンクリートは堅牢な素材であり、柔らかい訳ではありません。それでは一体何が柔らかく、何が他の建物と異なるのでしょうか。

シンプルな外観

「Tender concrete」を手がけたのは半谷彰英建築設計事務所。建てられた家はオリジナリティ溢れるものとなっています。遠くから眺めると、見えるのは巨大な箱。それを生み出すのは白い外壁と灰色のコンクリートです。シンプルな形をしているだけに、白とグレーの色の組み合わせや、コンクリートの持つ力強さが印象に残ります。ただし家に近付くと別の印象を受けることになるでしょう。

木のような印象を与える外壁のコンクリート

建物に近付くと、外壁に使われているコンクリートの別の表情が見えます。1つの大きな塊に見えるコンクリートは、小さな煉瓦が積み上げられたように固められています。しかも、その1つ1つには木目が写されているため。そのため、まるで木のブロックが積み重ねられているように見えるでしょう。コンクリートの建物は巨大さや力強さを感じさせることが多いのですが、ここではコンクリートであるにも関わらず、細やかさや優しさを感じさせてくれるでしょう。

シンプルで印象的な建物内部

建物内にも壁や天井にはコンクリートが使われています。ですが外観同様に無骨さを感じることはありません。そこで感じられるのはシンプルな美しさ。壁は白色にまとめられており、空間を明るく清潔感を感じさせるものにしています。また木を使った階段などは、自然が持つ暖かさを感じさせてくれます。そこにコンクリートの壁や天井が加わり、建物内の空間はシンプルなだけでなく印象的なものとなっているのです。

柔らかさを感じさせる明るい空間

外からは窓が無いコンクリートの塊に見える建物ですが、その内部は決して暗くはありません。建物には中庭があり、それに面する壁には多くのガラス窓が取り付けられています。そのため太陽の光が中へと届き、明るく暖かな空間が広がっています。何より印象的なのは天井部分から光をもたらす天窓。それは丸い形で天井を切り抜いており、丸い形の光を室内に映し出します。そして箱型で直線の多い建物に曲線を生み出し、同時に明るく柔らかな空間を生み出しているのです。

柔らかな空間

コンクリートは堅牢であるため、重たさや堅さを感じさせ、冷たい印象を与えることが多いです。時として、それはクールではなく、ただ冷たさを感じさせます。ですが「Tender  concrete」のコンクリートの家はそれを感じさせることはありません。コンクリートでありながら木のような印象を与える外壁、直線ばかりでなく曲線を生み出す天窓、そしてそこから漏れる丸型の暖かな光。家に付けられた名前の通り、ここでは他のコンクリートの建物にないような柔らかな住まいの空間が可能となっているのです。

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