すべり台のある家「中目黒の家」

Kiohde Hayai Kiohde Hayai
​SLIDE HOUSE (House in Nakameguro), LEVEL Architects LEVEL Architects モダンデザインの リビング
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すべり台というと公園にある遊具を思い出すかもしれません。少し高い場所からすべり台を使ってすべり降りるのは、誰もが子供の時に体験した遊びでしょう。そんなすべり台は公園だけにあるわけではありません。中にはなんと住宅の中に取り付けられたものさえあります。今回紹介したいのは、そんなすべり台がある特別な家。遊び心にあふれた家がどのようになっているか早速見てみることにしましょう。

丸みのある建物の外観

東京の住宅街に建てられた3階建ての白い家。それは設計事務所LEVEL Architectsによって手がけられました。1階部分にあるのは車を停めるためのガレージ。それ以外に装飾など無く、とてもシンプルに見えるでしょう。ですが建物の角は丸くなっており、主張しすぎない個性を見せています。白く丸みを帯びた建物からは可愛らしさや優しさが感じられるでしょう。

カーブを描く壁

外観同様に建物内部にも丸みが活かされています。普通の部屋であれば平らな壁が続きますが、ここではそうなることはありません。建物の角にあたる角部屋にあるのはカーブを描く丸い壁。例えば1つの部屋では丸い壁の形に合わせた本棚が取り付けられています。そのため平らな壁や棚が生み出す圧迫感を感じることはないでしょう。丸みを帯びた壁によって、ここにはくつろぎながら本を読むことができる空間が生み出されているのです。

家の中にあるすべり台

このような本住宅で最も大きな特徴となるのは建物内部にあるすべり台。それは1階から2階、そして2階から3階と各階を繋いでいます。建物には階段がありますが、気軽に移動するにはすべり台を使うことができるのです。もちろん移動以外にも様々な使い方ができます。ここでは他の家では考えられないような使い方ですべり台を楽しむことができるでしょう。

遊び心のある家

何よりすべり台で重要なのは遊ぶこと。すべり台で滑れば、大人であっても楽しむことができます。誰であっても子供の気持ちに戻って純粋に楽しむことができるのです。普段家で暮らすことを考えると、くつろぎや使い勝手の良さばかりを思い浮かべるかもしれません。ですが生活の中にもっと遊び心があれば、生活が楽しいものになるのではないでしょうか。ここではすべり台によって、日常生活に楽しさを加えることができるのです。

生活に楽しさを生み出す家

すべり台のある「中目黒の家」が感じさせてくれるのは、遊び心のある生活。ここで生活すれば、他では感じられないような楽しさを日々感じることができるでしょう。もちろん、優しさやくつろぎも与えてくれます。このような家での生活は、他の家では体験できないような素晴らしいものになるに違いありません。

他のすべり台のある家は、こちらの記事で紹介しています。

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