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”豊かな生活”とは何か?熱海伊豆山の家

Emi M Emi M
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今回紹介するのは川口孝男建築設計事務所が手掛けた、相模灘が一望できる熱海伊豆山の高台に計画された住宅です。熱海の雄大な海や山、街並みを室内へ取り入れ、豊かで趣きある暮らしを実現させたこの住宅は「受けの建築である」と建築家は言います。それにはどんな意図が隠されているのでしょうか?さっそく見ていきましょう。

圧倒的な眺望

まるで天空に浮いているかのようなインパクトのある一枚から。眺望の良さが実感して頂けると思います。テラコッタ色の外壁が青い空と海に映えますね。

外観

高台の斜面に沿って建てられたこちらの住宅は三階建てで、メインの生活空間は二階に配置されています。道路から見た外観は特に開口部が多かったり、とてもモダンなデザインであったりというわけではありません。

LDk

こちらが二階に配された約30畳のLDK。実はこの空間をよく見ると中央で微妙に角度が付けられています。それは15度という絶妙な角度に振ることで、オープンプランの大きな空間でも違和感無く変化のある風景を楽しめるように、という建築家のテクニック。さらに窓の構成と配置も熟慮したことで、西側のリビングからは視界一杯に果てしなく広がる青い海を、東側のダイニングからは熱海湾や錦ヶ浦から続く豊かな山並みを、というようにそれぞれ雄大で情緒溢れる風景を生活の中に取り込むことに成功しました。

多彩な空間の組み合わせ

吹抜けのLDKに接するソファコーナーや読書コーナーはあえて天井高や奥行きを抑えています。少しこもる感じが暖かい巣のようで穏やかにリラックスできるスペースです。ベージュやキャメルという中間色も居心地の良さを作るための完璧なカラートーン。壁の小さなステップはペットの猫のためのキャットウォークです。空間が単なる大きな箱で完結しないよう、このコーナーのようにボリュームや性格の違うものを併存させることが空間を豊かに、多彩な過ごし方のできる住宅を生みました。

3階和室

こちらは客間としても使われる3階の和室です。もちろん眺めは抜群。眺望の素晴らしさと伝統的なスタイルのインテリアは、まるで旅館に来たかのような特別感があります。ここに宿泊して満足しないゲストはいないでしょう。吹抜けに面したこの和室は、右手にある建具をすべて引き込めば二階のLDKと上下でつながるという仕掛けが。スペース自体は四畳半という小ささですが、視覚的にも空間的にも伸縮性があり狭さを感じさせない機能的な空間となっています。

テラス

高低差の大きい敷地条件を生かして、各階にそれぞれ異なる個性的なテラスが設けられています。こちらのテラスは素焼き風のタイルで地中海風のリゾート感ある仕上がり。テラスのあり方が変われば風景の見え方も変化し、さらに季節や時間帯によってさまざまな表情を見せる自然の美しさを存分に堪能することができます。悲しい気分のときもこんな風に雄大に広がる景色を眺めていたら、いつの間にか癒されて穏やかになれそうですよね。

風景を取り込み、調和・融合する

建築家は「内・外観、外構を通してこの住宅には、素材や仕上、ディテールに特別な表現は用いていない」と言います。それはこの土地の景色の移ろいが圧倒的な魅力をもっているから。季節の変化だけでなく、日々繰り返す朝から晩への変化すら、心に染み入る美しさを持っているのです。そういった土地では「建築は強い表現ではなく、風景を取り込み、調和・融合するような「受けの建築」としてデザインすることが重要と考えた」という建築家の言葉。その風景と共に生きる日々の美しさを感じられる心こそが、豊かな人生を生きるために最も重要なことなのかもしれません。

この景色があれば他に何もいりませんね。ぜひあなたの感想も教えて下さい!
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