驚きを生み出す様々な表情を見せる家

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家の顔となるのは、その外観でしょう。家の住人がそこに訪れるゲストしか家の中を見ることができません。一方でその外観は誰もが見ることができます。外観は家が持つ性格や特徴を伝える重要な場所となるのです。ですが、時には家の外観とその内部が大きな違いを持ち、そのため大きく驚かされることもあるでしょう。今回紹介したいのは外観と内部空間に大きな違いを持つ家です。それを手がけたのは桐山和広建築設計事務所。どのような家となったのか早速見ていくことにしましょう。

木の暖かさを感じさせる外観

今回家が建てられたのは群馬県の高崎市。住宅地の中に人目を引く印象的な外観の家が建てられました。建物の外観は3つの箱が縦に並んでいるように見えます。手前にあるのは小さな箱で奥にあるのは大きな箱。その間には中間のサイズの箱が挟まれています。この箱型の建物は目立つだけでなく暖かな印象を感じさせるでしょう。なぜなら家の外壁は木材で覆われており、その明るい茶色は木が持つ暖かさを感じさせてくれるのです。こうした建物は一度見たらその印象から忘れることはないでしょう。

モダンなコンクリートの内部空間

家の中に入ると、外観とは違う印象を感じることになります。家の中に広がるのは質感を強く感じさせるコンクリートの空間。本住宅は鉄筋コンクリート造りとなっており、壁や天井には打放しコンクリートが使われ、灰色の空間が広がっています。それはシンプルだけれど重厚な印象を生み出し、建物のモダンさを感じさせてくるでしょう。その一方で外観では木の外壁によって暖かさや軽やかさが感じられます。そのため外観と内部空間との間に生まれるのは対照的ともいえる印象の違い。そして家を訪れる人に強い驚きを与えるのです。

中庭に隣接するバスルーム

3つの箱は大きさが違うため異なる空間が生み出されています。小さな箱にあるのはバスルーム。木の板の外壁に覆われているため外からは想像もつきませんが、箱の中には中庭もあります。そんな中庭にバスルームは面するように建てられています。また二つの空間の間にはガラス窓しかありません。そして中庭越しに太陽の光が射し込むようになっています。そのため太陽の光にあたりながら、湯船に浸かることができるのです。このようなバスルームであれば、気持ち良く一日の疲れを取ることができるでしょう。

吹き抜けに特徴を与える螺旋階段

大きな箱の中に広がるのは2層の空間。こちらには個室が配置されています。ここで特徴となるのは吹き抜け。それは2層の空間を貫き高い天井を生み出します。そのため、たとえ2層に分けられていても、広がりを感じることができるでしょう。このような広がりを感じさせるスペースに取り付けられているのは螺旋階段。それは1階と2階とを繋ぐ場所となります。ですが円を描く優雅な階段は、直線によって構成された箱型の空間の中に特徴を生み出します。そして単調な住まいにならないようにしているのです。

太陽の光を多く取り込む明るい空間

2つの箱に挟まれた間の箱にはリビングルームが配置されています。そこに広がるのは高い天井。普通の1階建ての部屋よりも天井が高いため、広がりを感じることができます。このような空間で何より素晴らしいのは、その明るさ。建物は南側に向かって建てられており、南側の面にある箱が重なる部分以外はガラス窓となっています。そのため、そこから暖かな光がリビングルームに注ぎ込むのです。鉄筋コンクリート造りの家と言えば、モダンな印象を与えますが、時には冷たさを感じさせることになります。ですが本住宅では太陽の光を多くを取り込めるようにして、暖かな空間を可能にしているのです。

飽きのこない多様性を持つ家

このように本住宅では各箱それぞれに特別な空間が作られています。また外観はその内部と違う印象を与えてくれます。ここでは各箱や外観はそれぞれ異なった印象を与えてくれるでしょう。そしてシンプルな空間ですが、それに飽きることなく、常に空間や、そこでの生活を楽しませてくれるのです。

photo中川敦玲

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