昭和25年の日本家屋を昭和レトロの家へリノベーション!

K.Matsunaga K.Matsunaga
昭和との対話 一級建築士事務所 馬場建築設計事務所
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日本ならではの様式で建築された住宅は、たっぷりの木や自然素材が使われ心地よさを感じさせます。スタイルの多様化により、洋風やスタイリッシュでモダンな家も増えつつある中、どこかほっとして落ち着くのは私たちが親しんだ日本のデザインが遺伝子に組み込まれているためかもしれません。今回ご紹介するのは、一級建築士事務所 馬場建築設計事務所が手がけた昭和25年に建てられた住宅の全面リフォームです。当時の小屋組や技術を生かし、昭和レトロな雰囲気がたまらない温もりある住まいができあがりました。

Before:昭和25年に建てられた家

瓦葺きの大きな日本家屋。全体的に綺麗な状態ではありながらも、素材の年月による痛みや色褪せが気になります。現在ではなかなかこの規模の日本家屋が建てられることも減りつつある、貴重な存在でもあります。

Before:建築当時の小屋組

大規模改修をするにあたってあらわになった昭和25年当時の小屋組です。丸太が加工され、しっかりと家を支える造りは当時の棟梁たちによる技術の結晶でもあります。プレカットが主流になっている現在ではなかなか見ることができません。

After:改修後の生まれ変わった外観

建築家の手によって当時の面影は残しながらも、補強や補修が行われ生まれ変わりました。外壁は白さを増し、必要な箇所には柱の補強を行い、当時の味わい深い梁や年月が育てる木の風合いは生かされるようにされています。一部モノトーンの外壁をあしらい、モダンさも取り入れられました。緑豊かな自然の中に佇み、大きな窓からは周囲の景色を一望できるでしょう。四季の移ろいを感じながら、再びこの家での一年一年を積み重ねていきます。

After:薪ストーブのある昭和レトロな空間

当時の立派な躯体を生かし、木のどっしりとした存在感のある魅力的なリビング空間へと生まれ変わりました。深くこくのある色味は、年月と歴史を重ねた建物でしか感じられない重みがあります。照明をあえて落とし、落ち着いた空気を感じられるリビングはゆっくりとコーヒーを飲んで寛ぎたくなる空間です。薪ストーブが配置され、炎を眺めながらリラックスできる昭和レトロな雰囲気は、まるで山奥のカフェを思わせる趣があります。

After:日本らしさを思わせる和室

リビングの濃いカラーとはまた違う雰囲気の、明るい木の色がさわやかな和室。新しい青畳の清々しさや、真新しい建具や木の色からは心地よい香りが漂ってきそうです。雪見障子からは縁側と外の庭が眺められ、天気の良い日はぽかぽかとした陽だまりの中でゆったりと過ごすことができるでしょう。和室のない家も増えつつある中、床や書院のある和室は日本の良き文化を思い起こさせてくれるきっかけとなります。障子から透ける明かりの趣や建具の繊細さは凛とした空気を作り、リラックスしながらも背筋がすっと伸びるような雰囲気は和室ならではの魅力です。

After:小さいながらもこだわりのあるトイレ

昭和25年の頃と比べると、現代はトイレの空間の進化が随分と進んでいるのではないでしょうか。小さな空間ながらも落ち着いた趣を見せるこの空間は、足元の小さな窓に以前の雰囲気の面影があります。窓が小さくなりつつある現代のトイレですが、換気のほかに陽の移ろいや明るさをもたらし、窮屈さを感じさせない機能も持っています。収納には力強い木目が生きる扉があしらわれ、飾り棚も設けられるなどこだわりを感じられます。床のモザイクタイルが明るくレトロさのある雰囲気をプラスしたオリジナル空間となりました。

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