交差点: 後藤武建築設計事務所が手掛けた家です。

場所の特性を活かすモダンな住宅

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住宅を建てる際に重要なのは何でしょうか?周辺の環境は家を建てる際に向き合わなくてはいけない重要な要素です。それは好都合なものばかりでなく、あまり好ましくないものもあります。ですが、そのために快適な家づくりを諦める必要はないでしょう。建築家の後藤武は好ましくない環境の要素を建物の魅力に変えてしまう特別な住宅を実現させました。

交差点の脇に建つ印象的な建物

多くの住宅が建つ宅地造成地。その場所には一軒の家が建っています。建物が建つのは沢山の車が行きかう交差点の脇。そこには盛り土され造成された舞台のような土地があります。その上に建てられたのは白色の特殊的な形の建物。それを一度見たら、簡単に忘れることはないでしょう。こうした建物は場所の特性を活かした個性的なものとなっています。

三角形の外壁

建物の大きな特徴となっているのは、その外観。通り側から建物を眺めれば、見えるのは斜めに窓を覆う外壁。そのため外壁は三角形の形となっています。その一方で三角形の外壁に隠されて、窓の形も三角形のように見えます。このような白く印象的な形をした建物は一般的な家の形には見えないでしょう。まるで造成地に降り立った宇宙船のように近未来的な印象さえ感じるかもしれません。

広がりや開放感が感じられる内部

そんな印象的な建物ですが、内部には美しい空間が広がっています。外壁ばかりが目立つため、中に光が届きにくい印象を受けるでしょう。ですが建物の中まで明るい光がさしこんでいます。斜めになった外壁はその隙間から多くの光を建物へもたらしてくれるのです。また同時に外に広がる風景を完全に覆い隠すことはありません。室内からは外壁越しに外に広がる景色が見えます。ここでは空間の広がりや開放感も感じることができるでしょう。

プライバシーを守る、日当たりの良い建物

外壁が印象的な形をしているため、その形ばかりに目が行ってしまいます。ですが形ばかりが重要なのではありません。建物が建つのは人々が行きかう交差点の脇。そのため多くの人が建物内を見ることになります。そうなると住人のプライバシーが守れず、家の中での安らぎも感じられないでしょう。そこで考えられたのは斜めの外壁でした。壁は外からの視線を跳ね除けることができます。もちろん建物を全て覆うのではなく半分だけ覆っているので、日の光を遮断することはありません。こうして住人のプライバシーを守り、日の光を感じられる建物はできたのです。

場所の問題を建物の魅力へと変える

建物の建てる際に重要となるのは周辺の環境。もちろんそれは常に好都合なものばかりではありません。交差点の脇という土地も、騒がしさやプライバシーの問題を考えると、お勧めの場所とは言えないでしょう。ですが、こうした問題は家の設計によって対応することができます。ここでは家に斜めの壁を設けることで、場所が抱える問題を解決しています。そして同時に一度見たら忘れられないような魅力的な外観を生み出しているのです。それは場所の問題を建物の魅力へと変えることに成功したと言えるでしょう。

写真撮影:平井広行

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