Dear Jingumae Project

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建て替えることなく、普通の建物を印象的なものに変えることはできるだろうか。こうした難問に応えたのは「アマノデザイン事務所」。新たにファサードと呼ばれる建物前面部分を設けることで、印象的な建物を生み出すことに成功している。

強い印象を与える外観

多くのブティックや店などが建ち並ぶ東京の表参道。周辺一帯にはお洒落な店が入る美しい建物が並んでいる。だが、その中でひときわ目立つ建物を簡単に見つけることできるだろう。なぜなら建物というよりも巨大な彫刻作品のように見えるからだ。そんな建物は「アマノデザイン事務所」によってリノベーションが行われたもの。「Dear Jingumae Project」と呼ばれる本プロジェクトでは、築25年のビルの改修工事を行い、既存の建物の形を変えることなく、そのイメージを大きく変えている。

金属板が生み出す柔らかな印象

建物の前面部分を見ると、壁が波打っているように見える。そのため建物が柔らかい素材で作られているように見えるかもしれない。こうした柔らかな印象を与えるのは、建物前面に取り付けられた細長い金属板。それは壁を覆うように隙間を空けて組まれている。また、どの板も違う角度に取り付けられているため、その角度のずれが建物にへこみやふくらみを生み出す。こうして無数の金属板が建物全体の印象を変えるような特徴的な形を作り出しているのだ。

建物そのものに大きく手を加えることなく、新しい姿を持たせること

建物は以前はオフィスビルとして使用されていたという。それを商業施設へと変えるために今回リノベーションが行われることになった。建物は既存のものを使うことになるが、以前のビルの姿のままでは商業施設に必要な注目を集めることは簡単でない。つまり、建物そのものを変えることなく、そのイメージを大きく変えることが求められたのだ。そこで行われたのはファサードを新たに作り出すこと。こうして建物そのものに大きく手を加えることなく、新しい姿を持たせることが可能となった。

新しい姿と古い姿の美しい共鳴

今回リノベーションが行われた建物を眺めてみると、2つの姿が見える。1つは新しく生み出された波打つファサード。そしてもう1つは既存のシンプルな建物。金属板は隙間を空けて組まれており、完全な壁となることはない。隙間からは既存の建物が見えるようになっている。そのため角ばった建物と丸く波打つファサードという印象的な組み合わせが見えるだろう。もちろん、それは建物の印象をより一層強めることになる。ここでは建物の新しい姿と古い姿が美しい共鳴を生み出しているのだ。

建物の再生、既存の建物の活用

リノベーションは既存の建物を改修することであり、建て替えることではない。そこでは新しく再生させることと、既存の建物を活用することが求められる。ここ「Dear Jingumae Project」では新たに取り付けられたファサードが建物に新しいイメージをもたらしている。そして古い建物との組み合わせは、美しいコントラストを生み出してくれる。こうしてリノベーションに必要とされる2つの要求に応えているのだ。

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