活躍する玄関のまとめ

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“離れ”のような和室をもつ郊外型住宅|八王子の家 , シーズ・アーキスタディオ建築設計室 シーズ・アーキスタディオ建築設計室 モダンスタイルの 玄関&廊下&階段
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玄関は部屋ではありませんから長い時間そこにいるということはありません。でも短い時間しかいない場所であるからこそ、訪れた人にその家のイメージを与える重要なポイントになります。そのうえ、すっきりきれいにしておけば、それだけで家の中に“良い気”が入ってきます。こんな大事な場所を通過するためだけの場所にしておかず、もう少し活躍させてみませんか?。今回は「活躍する玄関」と題してそれらををまとめてみました。良いアイデアは見つかるでしょうか?それでは、ご紹介していきましょう。

展示室のような玄関

家とそこに住む人を象徴するようにデザインされたこちらの玄関は、一級建築士事務所エイチ・アーキテクツによって手掛けられました。美術館の展示室のようなこの空間の壁には書物やカタログなどが飾られています。独特なグリーン系の色が自然をイメージさせて、モノトーンの玄関に温かみを添えています。

ライフスタイルを象徴する玄関

H's HOUSE, dwarf dwarf クラシカルスタイルの 玄関&廊下&階段

玄関の横に大きな収納スペースを設けたのがこちらの写真です。趣味で使う物も収納場所に困るアイテムの一つです。これだけ大きなスペースがあれば、あちらこちらに散らかることなく大事にしまっておくことができます。さらに、その趣味のものをディスプレイして遊び心を加えました。こちらの玄関からは、一目でここに住む人たちのライフスタイルが想像できますね。

可能性がいっぱいの玄関

様々な役割のある玄関がこちらです。薪ストーブを中心にこの玄関ではいろいろなシーンが繰り広げられそうです。例えば、上がり框に腰を掛けて土間リビングのように、そして階段わきに設けられた本棚からお気に入りを選んで読書室として、そして従来の玄関として人を招き入れるなど、まさに活躍する玄関です。

素材が活きる玄関

こちらの広々とした玄関は、家族7人の二世帯住宅のものです。設計は栗原弘建築設計事務所が手掛けました。間接照明を効果的に使い、玄関ですでに人を招き入れる十分なおもてなしの心を感じます。“素材が活きる建築を提案することに重点を置いている。”という建築家の意図がこの玄関の空間にも表れています。

車と人の共用

車を趣味とする単身者の住まいには写真のような広い玄関が設けられました。ガレージでもあるここは、車にとっても“玄関”と言えるでしょう。主な居室は2階にあり、そこからは豊かな緑を眺めることができます。このガレージ機能のある玄関横には小さなワークスペースもあり、大好きな車とともに楽しく生活することができます。こちらの住宅は、玄関に自由な発想で考えられる可能性がもっとたくさんあることを教えてくれますね。

伝統的な造りと居心地

伝統的なつくり方で建てられたこちらの住宅には写真のような玄関が施されました。かつての日本の生活を思い起こさせるようなデザインです。ここでは、今も変わらずにお隣さんが玄関に腰を掛けてお茶を飲み、周りで子供が遊んでいるという光景もきっと見られることでしょう。そして、薪ストーブを中心とした開放的な空間では、建物だけではなく、伝統的な日本の心も受け継がれていくことでしょう。

装飾壁のある玄関

玄関正面に施された白いタイルの装飾壁が手前の切り花を引き立てています。左側には和室が続いていますがその入り口の引き戸のデザインが玄関と美しく調和しています。凛と草木が生けられていると、それだけで玄関の空気が違ってきますね。飾る楽しみ、そして見る楽しみが味わえるこんな場所を玄関に設けると、暮らしがもっと豊かになる気がします。

主役を引き立てる玄関

ライトアップされた植物に沿ってアプローチを進むと、こちらの住宅の玄関が現れます。無垢の杉板をたっぷりと使った居住空間が右手に見え、家全体に迎え入れられるようです。こちらの玄関は本当に入口としての機能のみでいたってシンプル。でも逆にそれが家という主役を引き立てます。

写真: momoko japan

大きな収納場所がある玄関

右側にある扉の中はすべて収納棚です。これだけ靴が収納できる頼もしい場所があれば、いつでも必要な靴を簡単に探すことができますね。左側に見えるのはテラスです。居間側からも、こちらの玄関からも出入りができます。こちらの住宅を手掛けたのはアトリエDOOR一級建築士事務所。じっくりと心地よい空間を提案しています。

部屋を繋ぐ玄関

機能的で重要な役目のある玄関をご紹介しましょう。写真奥に見える和室は“離れ”のように使われています。玄関はその和室と家族が集まるリビングを繋ぐ渡り廊下のような役目を担っています。そして、玄関にあるベンチは靴を履くときに便利ですし、和室の縁側として使うこともできます。こちらの住宅を手掛けたのは東京を拠点に活動するシーズ・アーキスタディオ建築設計室。機能的で、住み手の心に響くデザインを心掛けています。

活躍する玄関のまとめ、いかがでしたか?コメントをお待ちしています!

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