増改築を始める際には、まず建て替えとどちらが自宅にとって効果的か考えましょう。増改築は解体の費用や、仮住まいの用意を行わなくていい分、建て替えた部分と新しい部分のつなぎ目に不具合が生じやすくなったり、耐久性の異なる家に住むことになります。今の自分の家が築20年を超えるようであれば、家の建て替えをお勧めします。
まずは老朽した部分を探し出すために、建物調査機関に連絡し自宅を見てもらいましょう。築15年を超えると水回りや給排水管など目に見えにくい部分も衰えてくるので、隈なく家を見てもらいましょう。建物調査機関にどの部分を増築できるか、家のバランスなどを踏まえたうえで聞いておきましょう。 次に、増改築を専門としたいくつかの建築家や工務店をインターネット上で探し出し、具体的にどこを増築、改修したいか伝え、値段を比較しましょう。値段の差が明確の場合は、戸惑わず素直になぜ値段が違うのか他社に伝えましょう。信頼できる建築家、工務店が決まったら実際に増改築のデザイン等を共に決め、価格を決めましょう。